生贄の祭壇は仕掛けあり
ナギを救うため、生贄の祭壇へ向かうヴェルクたち。盗賊のアジトの近くにある看板から、東にある砂塵の谷を抜ける。
砂塵の谷は、名前の通り砂嵐の吹き荒れるエリア。が、特に進みづらいといったことはなく、ほぼ一本道。生贄の祭壇の入り口の手前には、移動石の入った宝箱がある。
生贄の祭壇は、1FからB2Fまでの3層構造。ガーディアンが出現する。内部はやや暗いので、トーチライトを使っていこう。祭壇の仕掛けは、通路や部屋を閉ざす石の扉。扉を開くには、オブジェから発せられる解放の光を使う。この光は3つまで持ち歩くことが出来、無くなれば何度でも補充できる。ただし、補充すると扉はすべて閉まってしまう。このため、オブジェと何度も往復しながら探索を進めて行くことになる。
雑魚はレベル35、36、38。レベル35は、シャドウを中心とした構成。回避率が高いため物理攻撃が当たりにくいので、弱点の炎で攻撃。逆に中央の土偶戦士は全ての属性に耐性があるので、物理で攻めると良いだろう。土偶戦士のところは砂漠の亡霊のときもあり、この場合は炎が弱点。
レベル38は、一体もののナイトメア。弱点は氷・雷・毒となっている。全体眠り攻撃やフレイドで攻撃してくる。通常攻撃でも眠らされることがある。太陽の防具を装備していれば、炎にも強く睡眠にも対抗できる。ナイトメアは宝箱の質が良いので、アイテムがほしいなら狙っておく。
1Fの探索は、まず西側に宝箱部屋がいくつかあるので、オブジェと往復しながら取って行く。その後南にレバーがあり、降ろすとB1Fへのショートカットが開く。B1Fには解放の光1つの消費で行けるようになる。
B1Fに降りたら東を目指す。近くにオブジェがあるので、今度はここを拠点に探索する。またガーディアンの出現場所もあるので、メーターが貯まったら戦ってみよう。
大きな鳥のような姿のガーディアン。HP10000、1~2回行動で、弱点は氷。技は全体攻撃のウィンドボルテクスのみ。ウィンドボルテクスはTPを30消費する技だが、威力が高く出血することがある。TPが60以上あると、最悪連発されパーティが壊滅する。TPが貯まっているときは、ガードに徹しておいた方が良いだろう。スタンレイドを使っておくと、立て直しやすい。倒すと炎のオーブ。レベル33で討伐。
南側はお宝部屋

ガーディアンの上の東の小部屋に、暗くてやや見づらいがレバーがある。降ろすと、オブジェの西側に橋が出来る。これで西側から回り込めば、南側を探索するための解放の光が足りる。

南の西側には、信仰のタリスマン⑥が入った宝箱がある。

南の東側は、赤い宝箱を守ったレベル39のシンボルがいる。ナイトメアと土偶戦士2体の組み合わせなので、戦闘は省略する。ガーディアンが倒せるなら余裕だろう。宝箱にはユニークアイテムの、太陽王の盾が入っている。炎に対して絶大な耐性を誇る。

B2Fに降りたら、近くのハシゴを上がってレバーを降ろす。これで入り口とのショートカットが開通する。

B2Fの中央には、北と南に扉がある。南の部屋に入るには、扉を3つ開ける必要があるので、入り口近くのオブジェで補充したあと、ショートカットを利用してここまで来よう。先にはB1Fと同じレベル39のシンボルが宝箱を守っている。やはりナイトメアと土偶戦士の組み合わせなので省略。

宝箱の中身は、太陽王のペシュカド。武器の攻撃力自体は30と低いが、補正が40%もついており、力のあるキャラに持たせれば、相当な攻撃力になる。技の炎の審判も見逃せない性能。
最深部にはヴリトラの姿が

北へ進むと、生贄の祭壇・最深部へと続いていた。途中には、ナギを連れて行ったと思われる族長の召使いたちが倒れていた。さらに奥へ進むと、レンの名を呼ぶナギの姿があった。ナギの無事を確認すると、ハンナに助けてもらったとナギは言った。

祭壇の前にハンナが倒れていた。レンが姉に声をかけると、まだ意識はあるようだった。そして自分に構わず逃げろ・・と声を絞り出した。

ハンナの後には、巨大な竜が鎮座していた。ハンナはナギを助けるために、竜と一戦交えたらしい。レンによると、この竜がヴリトラだという。さすがのハンナも、太刀打ちできないようであった。それでもハンナは自分は残り、ヴェルクたちには逃げるよう促す。ヴェルクはここは危険と判断し、全員で逃げるように指示する。ハンナは自分で何とかしたかったようだが、ここは仕方なく逃げる事にした。

北の洞窟まで戻って一息つく。レンはナギを助け出せたことに感謝し、ヴェルクたちにお礼を言う。リッキーから、ハンナにお礼を言うべきじゃないか?と振られるが、ハンナは、自分は故郷を捨ててカペラを目指した人間、そんな資格は無いと拒否する。ヴェルクから、エミサリーはどうした?と聞かれると、しばらく休ませてもらった、とハンナは答える。そして故郷を捨ててエミサリーに入隊したことを、謝りに来たのだと言う。
しかし弟であるレンはハンナをとがめる事は無く、むしろ夢に向かって邁進することは素晴らしいと褒めた。むしろ姉さんを尊敬していると。そして悪いのは父さんの方だ、と言った。
ハンナが、父さんがどうかしたのか?と尋ねる。レンは、父が母親を生贄に差し出した事実をハンナに伝えた。ハンナもレンと同じく、母親は砂漠で魔物に襲われて死んだものとしか聞かされていなかった。事実を聞いたハンナはショックを受け、唇を嚙みしめてうつむく。周りは、しばし静寂に包まれた。
ヴリトラ打倒の研究

ヴェルクが、ナギが生贄にされた理由を尋ねる。ナギは、自分の父親がヴリトラを復活させた・・(と言われた)、とか細い声で答えた。レンが補足するように続ける。ナギの家族は20年位前にディスタナに越してきた移住者だった。その頃にナギの父親は、ヴリトラや生贄について初めて知った。正義感のある父親は、ヴリトラを何とか倒せないものかと研究を続けていた。しかし10年前に姿を消してしまった。それを知った族長は、ヴリトラが復活したのはナギの父が原因だと無理やり話をこじつけたらしい。
族長は、自分の妻を生贄にした事実を隠し、ヴリトラはいなくなったと嘘をついた。そしてヴリトラが現れた今、今度はその嘘を隠すために、ナギの父親に責任を押し付けようとしているのだ。レンは、このような悲劇が繰り返されるのはもう見たくない、しかしどうしていいかわからない、と頭を悩ませる。
ナギが、突如家へ帰ると言い出した。父親の研究資料からヴリトラを倒す方法が何かわかるかもしれない、と。レンは、それは危険だ、それにヴリトラにかなうはずはない、父親の研究は立派だが今はそのときではない、とナギを止める。しかしナギは、行動しなければいつまでも解決しない、と反論する。レンは何を偉そうに、と言い争いが始まってしまった。そこでハンナが2人を止め、自分がナギの家に行って来ると提案する。しかし今度はヴェルクがハンナを止める。ディスタナの人間では、誰が行っても危険だからと。そこでハンナにはレンとナギを見ててもらい、ヴェルクたちがナギの家へと向かうことになった。
ナギの家はディスタナから北西部にあるが、サンストーンの採掘場を登録しているならそこからすぐ北東部にあるので近い。ナギの家では、族長の取り巻きと思われる男たちが先に家捜ししていた。
名前はそれぞれ、族長の手下A・B・C。見た目は砂漠の盗賊や暗殺者と変わらず、技自体も同じ。HPは中央が4600と高めで、両脇は900と低め。盗賊のアジトをクリアしているなら、強さは盗賊たちよりも弱く感じるかもしれない。BGMも雑魚戦闘だし(´・,_っ・)-3
手下たちを撃退すると、奥の本棚からヴリトラの資料が手に入る。先ほどの手下たちに先を越されては危ないところだった。ひとまず、北の洞窟へ持ち帰る事にする。
ナギによると、この資料はナギの父が毎晩書いていたノートであるという。そこには、忘却の道に関する地図が描かれていた。何のために描かれているのかはわからないが、忘却の道はナギの家から北西部に続いている道。それほど遠くないので、皆で行ってみることにする。(ここだけレンとハンナがフュージョン!)
忘却の道は、採掘場から北に行くのが早い。先には小さな洞窟がある。雑魚も出現するが、銀宝箱が2つあるので取りながら進んで行く。
洞窟を抜けると、一つの墓が立っていた。砂を被っていたのでナギがはらうと、ナギの父親の愛用していた腕輪が架かっているのが見えた。ナギは、なぜこんな所に父の腕輪があるのか不思議がる。その時シェナが、後から獣が近づいてくる事に気がついた。北の洞窟で見かけたのと同じ犬だった。ヴェルクに報告すると、疑い深そうに(やっぱり信じていない)ヴェルクが振り向く。
今度は犬が逃げなかったので、全員が存在を確認できた。しかしヴェルクによると、犬ではなく狼であった。狼は、墓の前まで静かに近づいた。ナギが、フォロウ!と名を呼んだ。ナギによると狼の名はフォロウといい、ナギが生まれたときからずっと一緒に生活していたという。フォロウはあるときから所在がわからなくなっていたといい、もう死んだものと諦めていたらしい。
ナギはフォロウに再会できたことを喜びながら、そっとフォロウの背中をなでた。すると、突然フォロウの体が光かがやき、一行の意識が別の世界へと送り込まれる。
過去の投影

一行の頭の中に、生贄の祭壇での出来事が映像として流れ込んできた。目をつぶっても映像は消えない。そこには女性が2人、ヴリトラの生贄にされようとしていた。連れて来たのはレンの父であり、右の女性はナギの母親であった。そこにはレンの母の姿はなく、レンは不思議がる。
映像は続き、まず左の女性がヴリトラの餌食になった。このとき同時に取り巻きの男も巻き込まれる。族長たちはそれを見て逃げ出してしまう。シェナは目を背けたがるが、映像から目を離すことは出来ない。続いてナギの母が餌食になろうとしたとき、フォロウと1人の男が助けに入った。間一髪ナギの母は助かり、逃げる事に成功する。男はナギの父であった。
生贄にされたのがレンの母ではなかったことから、この映像は20年前のものとわかる。ナギの父は、ここで母と初めて出会い、救助がきっかけで後に結婚することになった。フォロウは20年前にはすでに成犬となっており、とても長生きであるとナギは不思議がった。レインはフォロウの姿を見て、何かに気づいたようだがそれ以上話すことは無かった。
場面はそれから少し経ってナギの家へと移った。ナギは生まれてたの赤ん坊で、一家は幸せそうに過ごしていた。ナギによると、この3年後に母は病のために亡くなったらしい。ナギは幼少期に亡くなった母のことをほとんど覚えていないが、この映像で母の幸せそうな顔を見て安心していた。
さらに時代は流れ、再び生贄の祭壇に場面が戻る。今度は10年前、レンとハンナの母が、族長によって生贄にされようとしていた。その映像を固唾を呑んで見守るレンとハンナ。
そこへ、またもナギの父とフォロウが救出のためにやってきた。しかし今度は、何者かが立ちふさがる。正体は、ペルサダル歴学館でも見かけた謎の女 であった。謎の女はナギの父を一瞬の元に切り捨てる。フォロウが飛び掛ろうとするも、その姿はすでに消えうせていた。変わり果てたナギの父を見て、悲鳴を上げるナギ。レンが必死で落ち着かせようとする。
フォロウがヴリトラの方へと歩み寄る。すでにレンとハンナの母はヴリトラの餌食になっており、族長の姿もなかった。しかしヴリトラの様子がおかしい。どうやら腹を満たしたヴリトラは、脱皮をはじめ弱体化するということがわかった。生贄の直後にだけヴリトラに弱点があることを、フォロウは伝えたかったのだとナギは理解した。
ここで映像は終わり、墓の前にいたフォロウはどこかへと姿を消していた。フォロウは過去の記憶を伝える事のできる、不思議な狼であった。過去の事実がわかり、墓はナギの父のものであることもわかった。レンは自分の父のせいで、ナギの父を死なせてしまったと謝る。ナギはレンを責めることなく、悪いのはこの悪習だと言った。そしてナギは、これから自分が生贄になる、と宣言した。レンは何を言い出すんだ?と止めようとするが、ナギはこれでレンと族長の関係も修復できるし、何よりヴリトラを倒すチャンスが出来るから、と意志は固いものであった。
しかしここでハンナが、良い考えがあると提案した。そして後から生贄の祭壇に来るようにと指示をする。さらにヴェルクたちの協力も必要だといった。ヴェルクを何をするつもりだ?と聞くが、ハンナは来ればわかる、とだけ答えた。ヴェルクたちは、ひとまずハンナの指示通りに動く事にした。
ハンナも故郷のために生きていた

ハンナより少し遅れて、生贄の祭壇最深部へ到着。祭壇の前には、ハンナと父の族長の姿があった。ハンナの考えとは、族長を生贄に捧げることだった(てか男でもいいの?)。族長は、家族以前に私には国を守る義務がある!浅はかな理想を追うだけのお前に何がわかる!と抵抗する。しかしハンナは問答無用で、族長を祭壇へ上がらせようと追い立てる。ナギが、そんなことをしたら一生重荷を背負わなくてはならなくなる、夢だったカペラにも行けなくなる、とハンナを止めようとする。ハンナは、構わない、これでディスタナが救われるならカペラに行く必要はなくなる、と答えた。驚くレンに、ハンナは過去を打ち明け始めた。
10年前、ハンナは母が生贄に出された事をすでに知っていたといい、そのわけはこうだ。母が生贄に出された日の夜、族長は魔物に襲われたと逃げ帰ってきた。母を守ろうとしたが力及ばず逃げるしかなかったと言う族長の姿に、返り血一つ無いことを疑問に思った。翌日、族長の書斎で母の手紙を見つけ、生贄のことを確信できたという。以後このような悪習をなくしたいと思い、カペラへ渡ってイルナシアの力を借りるため、エミサリーに入隊したのだ、とハンナは語った。
黙って話を聞いていた族長が口を開く。それでカペラへ行けたのか?ディスタナを変えられたのか?結局何も出来ずに、父に生贄になれとまくし立ててるだけ、と突っ込む。ハンナは、だ、黙れ!と慌てるように遮ろうとする。族長は、一つだけ言っておく、と話を続ける。10年前、生贄になると言いだしたのは母の方だ。母は、他の誰かを生贄にするくらいなら、族長の妻として自分の命を差し出す、と言ってきたのだと。ハンナはそんなことはデタラメだと信じようとしなかったが、族長は、私の気持ちを理解してくれたのはあいつだけだった、妻に国のために死んでくれとお前たちに言えるか?理想だけでは生きていけないのがこのディスタナだ!と一喝した。
ハンナは言葉を失い、うつむきながら目に涙を浮かべた。族長は、悪人と呼ばれようともディスタナには私が必要だ、と言いながら祭壇を出て行った。ハンナは、父の言葉の影響もあってか、自分の生き方を悔やみ始める。中途半端で浅はかに理想だけを追いかけ、故郷も家族も捨て、人を騙したり傷つけ、何のために生きてきたのだろうと。しかしレンはそんな姉を責めることなく、元気付けようとする。
ハンナは、これまで見せた事のない穏やかな笑みを浮かべ、ありがとうレン、こんな姉で済まなかったな・・もう自分が嫌になった・・と言うと、ヴリトラの方へと近づいていった。皆の悲鳴が上がる中、ハンナは、さあ食え!とヴリトラに自らを差し出した。
その時、どこからともなくフォロウが飛び出し、ハンナの前に割って入った。そしてハンナを祭壇の下へ弾き飛ばす。しかし次の瞬間、フォロウはヴリトラの牙にかかり、飲み込まれていった。するとヴリトラは脱皮をはじめ、弱体化していく。(動物でも生贄になれるんだったら人間出さなくてもいいような・・)
ヴリトラと決戦
この千載一遇のチャンスを、ヴェルクは逃さずハンナに下がるよう指示する。そしてフォロウの死を無駄にするな!と叫ぶと、皆をまとめヴリトラに対して剣を構えた。
ゲーム中の数少ない難敵、ヴリトラ。弱体化してもなお、これまでのボスとは一線を画す強さだ。その迫力ゆえ、リッキーは本当に弱体化したのかと疑ってしまうが、ナギは、父とフォロウのためにも信じてほしいと願う。ヴェルクはうなずき、ハンナにはレンとナギを守るように指示をする。ハンナは承知し、ディスタナの未来をヴェルクたちに託す。
ヴリトラはHP23000、1~2回行動、炎に耐性、氷と毒が弱点。通常攻撃に出血を持ち、技はバーニングウィンド(全体炎MP8TP60消費)、大きく翼を羽ばたかせる(単体風TP30)、暗く深い眠り(単体眠り毒スタンTP15)、スピサ(ランダム2体TP10)、メリカド(700台の回復)、リカバを使う。また毎ターンMPが3、TPが12回復、通常攻撃でTPが20回復。メリカドはHPが3分の1ほど、スピサは半分ほど減ると使い出す。
攻撃パターンがあり、一桁目が1と6のターンはバーニングウィンド①、2と7のターンはバーニングウィンド②が来る。その他のターンは他の技のランダム。①と②の威力は同じだが、①は1ターン目のみTPの関係で使ってこず、それ以降は条件次第。②は特殊で、先制になっているのと、ヴリトラの状態に関わらず必ず発動する(TPが足りなくても眠りやスタンにかかっていても)。
出来るだけ太陽の装備で固めると、睡眠も防げてお得だ。①のターンが近づいてきたらサーチで残りTPを見ながら、バーニングウィンドが連続になるか確認して回復の度合いを決める。②のターンは全体回復をセットしよう。攻撃面では、毒・出血・スタン・眠り何でもござれなので、ステータスを下げる技を使いながら状態異常つき武器で攻める。バーニングウィンドのパターンさえわかれば、勝利は目前だ。レベル35で討伐。
ヴリトラは倒れた。これでディスタナの生贄の悪習も無くなることだろう。犠牲となった者達も、報われ成仏できるはずだ。レン・ナギ・ハンナは、それぞれ感謝の言葉をかける。リップルが、ナギの父の墓を移動させてあげようと提案する。ヴリトラの鱗が入った銀宝箱を開けると、イベントは自動で進行する。
ミュスタ行きが可能に

一行はナギの家へ行き、ナギの母の墓の隣に父の墓を立てた(フォロウのは?)。これで家族が一つになれたとナギは喜ぶ。そしてレンから、ヴリトラの鱗が不死鳥の羽根であると説明を受ける。ヴェルクたちはディスタナのことばかり考えていて、自分達の目的をすっかり忘れていた。次の目的はミュスタだ。

ハンナは、今回の事で村に戻れそうにないから旅に出るつもりだといった。しかしレンやナギから、ディスタナにはハンナの力も必要だと引き止められる。それを聞いたハンナは再び顔をほころばせ、しばらく村に残る事になった。まだ族長との問題は残っているが、レンはこれからは父の好きにはさせない、皆で新しいディスタナを作っていきます!と力強く宣言していた。
次回は「常夜の隠れ里(`・c_,・´)」
ミルを連れてミュスタへ。つづく(`・c_,・´)