カペラへ続く大トンネル
封門をくぐると大海底トンネルに入った。大と付くだけあって、それなりに広く複雑。仕掛けもいくつかあるので、順を追って攻略していく。またガーディアンも出現するダンジョンである。
入り口にあるレバーは、回転させるごとに各方向へ橋が架かる。左の銀箱は移動石、右の銀箱は信仰のタリスマン⑩。タリスマンは全10個なので、これで回収終了。ダンジョン内には銀箱が多数あるが、重要アイテムはこの二つと途中にあるレシピくらいだ。
雑魚もレベル50、HPは10000に達し、ボス級の大型のものになってきた。一体一体倒して行くのはかなり大変なので、ガーディアンを狙ったりするのでなければなるべく避けていこう。
入り口から北に進んで、ガーディアンの石碑を通り過ぎる。東の階段は今は無視しておき、北東から隣のエリアへ行く。4方向レバーを上へ向けて、上のレバーを倒す。東の鉄格子が開くので、進んで行く。南西に武器のレシピⅣがあるので、忘れずに回収。西の階段から階下へ進む。
道なりに進んで、4方向レバーを右に進んだ先にレバーがある。降ろすと近くの鉄格子が開くので、戻って鉄格子の先に進み、西側の階段を降りる。
道なりに東に進むと、また4方向レバーがある。下に向けるとその先にレバー。下ろすと、途中開かなかった鉄格子が開くので、戻ってその先へ進む。
道なりに進むとレバーがあり、おろすと左の鉄格子が開く。この先は入り口のフロアに通じているので、次からは入り口からショートカットでここまで来れる。
ここらで一旦ミュスタへ戻り、残っていたクエストを消化。手に入れた武器のレシピⅣで、アメノハバキリが作成できるので、3本用意しよう。これでクエストは39個目の達成となり、残りはカペラにある一つとなった。
大海底トンネルへ戻って、先へ進む前にガーディアンに挑戦してみよう。メーターは、入り口のエリアでしか貯められない。
レベル53のガーディアンは、ゴーレムタイプのようだ。HPは20000で、1~2回行動。風と毒に耐性があり、雷が弱点。技は、回避率を下げるライトニングブローのみ。攻撃力が高いので、アームブレイクで下げておく。攻撃が単調なので、終盤のガーディアンとしては倒しやすい方だろう。倒すと巨像のオーブが2個、固定で手に入る。
ガーディアンのすぐ東の階段から、ショートカットを利用して進むと、4方向レバーが3つあるフロアに出る。真ん中の銀箱を取るには、図のようにレバーを向けて右側のジャンプを利用しよう。その後は、左のレバーを下ろして、先へ進む。
道なりに進んで、北東部を階段を登る。さらに道なりに進むと、レベル51のヘビ型シンボルが通路を塞いでいる。
雑魚扱いのようだが、小ボス格といってもいいだろう。海底の主はHP15000、1~2回行動。毒に耐性があり、雷が弱点。通常攻撃に毒をもち、技は回避低下とスタンの捕食、アクアストーム。回復係がスタンにかかったら、他のメンバーでアシストする。アクアストームは終盤に放ってくるので、覚えておこう。
先を道なりに進むと、もう一匹海底の主がいる。こちらは先へ進むだけなら無視しても良いが、倒した先にはレア武器の入った宝箱がある。中身は、冥界の諸刃という槍。呪いがかかっているが、相手にも高確率で呪いをかけられる。魔力も高確率で下げられるので、場合によっては使える武器になるかもしれない。
最後に、敵の出現しない長い大階段を登る。この先は、いよいよカペラ島のエリアだ。
ついにカペラへ侵入
ついにカペラに到達した。だが、ヴェルクたちには予想外の光景が広がる。そこには人の気配が無く、施設のあちこちが崩れた遺跡のような様相は、とても世界の中心部には見えなかった。先に着いていたウォルトたちがこちらに気づく。かつてカペラが栄華を誇っていた頃に住んでいたモーゼフが、これは一体どういうことでしょう?とウォルトに質問をする。ウォルトもまた、カペラを脱出してからのこれほどの荒廃ぶりについてはわからないようだった。もしかしたら、マザーの影響かもしれない、とマーレスはつぶやいた。
ヴェルクは、マザーの場所をウォルトに尋ねる。ウォルトは、この先にあるカペラ城の地下にあるはず、そして招待状で連れてこられた人々も、おそらく城内に軟禁されているものと、と答えた。ヴェルクは、まず人々を解放し、その後マザーを破壊しよう、と皆に号令をかける。が、モーゼフが、陛下はどうするのか?と待ったをかける。ウォルトは、マザーに心を奪われた陛下には言葉は通じない、先にマザーを破壊しましょう、と答えた。そして、もし邪魔をするのなら・・その時は私の手で・・とつぶやいた。実弟を手にかけてでも世界を平和に導く、という悲壮な決意であった。そしてウォルトは覚悟を決め、私達は一足先にカペラ城へ向かいます!と力強い言葉を発して、奥へ向かっていった。
続いて向かおうとするヴェルクに、リッキーが、母親のメルドーラの事は良いのか?と、声をかける。ヴェルクは目を伏せながら、お袋は・・もう死んでいる、と答える。皆一様に驚くが、ヴェルクはシェナの記憶の中ではっきり確認した、と言った。そして顔を上げ、大丈夫!お袋の力なんて無くてもマザーは必ず破壊してみせる!と前を向く。破壊の鍵はシェナにあるはずだが、それにも頼ることなく自力でやろうというのだ。根拠のない自信ではあるが、これまで数々の困難を切り抜けてきたヴェルクの言葉である。皆ヴェルクを信用し、一同は先へと向かっていった。
すぐそばで、パナの兵士が休憩所を作ってくれている。カペラ城を解放するまでは、カペラ内に一切の施設はない。近くに、ここへの移動石があるので拾っておこう。
カペラ城下は瓦礫が多く、正面から城には入れない。近くの階段から、地下道を通って侵入しよう。地下道自体は短いものだが、一体モンスターがうろついているので避けるなり倒すなりして進んで行く。またここから先は、城内城外を含めてモンスターが出現する。
カペラ城
中央の城門から城内に入る。中央の階段の前では、ロックウッドとアリエラが待っていた。作戦では二人はカペラの船団をひきつけているはずだった。ヴェルクが2人に、なぜここに居るのか尋ねる。2人によると、船は確かにカペラの周囲に配置されていたものの、近づいても一艘も動いてこない。結果、船には誰も居らずもぬけの殻だったため、上陸してこちらに加勢しに来てくれた、ということだった。
ロックウッドたちと別れたあとは、近くの小部屋にある移動石を拾っておき城内を探索しよう。しかし城内は他に人が居らず、いくつか置かれた転送機も使えない。代わりに開放のクリスタルと呼ばれる謎のオブジェが5つあり、一つ開放するごとにそのエリアの魔物が消えて行く。また捕らわれの人々が、各エリア毎にカペラ城内に戻ってくれる。クリアには必須ではないが、クエストもあるのでここはぜひ開放しておきたい。
クリスタルを開放するためには、ヒュートキーパーと戦わなくてはならない。全5箇所あるが、ボス自体はどれも同じ。好きな場所から開放していこう。最後の一箇所のみ、イベント後でないと開放できない。
ヒュートキーパーは、HP15000で1~2回行動。弱点はなく、全ての属性に耐性がある。技は、フレイザウド・スノアル・エアスパード。通常攻撃もあるが、基本的には魔法主体。ブレイクマインドや、地下で手に入れた冥界の諸刃で魔力を下げると良いだろう。全体魔法が多いので、メリカレインはほぼ毎ターン使う事になる。属性耐性の装備としては、ダメージの大きい炎を防ぐ太陽系が良さそうだ。レベル45で討伐。
西側では、ロックウッドたちやウォルトたちが戦っている。南にある閉ざされた扉の先から、マザーへの道があるようだ。扉を開ける手がかりを探そう。
西側の階段から降りると、地下牢がある。ここにもクリスタルが一つあるので、ヒュートキーパーを倒す。クリスタルが消えると、後ろの壁にレバーがあるので降ろす。牢の扉が開き、人々はカペラ城の各所に散らばっていく。空いた牢屋には銀宝箱があるので、開けておく。
中央に戻ると、最後のクエストが発生している。串刺しの槍を3つ要求されるので、合成で作成して渡そう。不足しがちな輝く魔鉱石は、高品質の装備を分解すれば手に入る。
ルミストへ感謝状を渡しにいく。40枚目のプレゼントとして、ドルドアの銀の冠がもらえる。魔法使いにぴったりの、高品質な頭防具だ。これでクエストはすべて終了。
バルガスとの決戦
カペラ城中央から奥へ入ると謁見の間があり、玉座にはバルガスが鎮座していた。バルガスはヴェルクたちに向けて、パナに送り込んだ手勢ではさすがにお前達を仕留められなかったか、と言い放った。ヴェルクは、なぜお前がヒュートたちを指揮している?と問う。バルガスは、もう私くらいしか居ない、と答えた。陛下はどうした?とモーゼフがバルガスに問う。バルガスは、王は父親とマザーを奪い合った末に醜く死んでいった、と答えた。前国王は現国王に王位こそ譲ったが、マザーは譲らなかったらしい。現国王はそれが気に入らず、力ずくで奪おうとした。その争いはたった数ヶ月でカペラを荒廃させ、結果両者とも争いの末滅び去ったのだという。
それでは一体誰がこの国を統治している?とリッキーが尋ねる。バルガスは、マザーさ、と答えた。ヴェルクは、マザーは人間なのか?と問う。バルガスは、マザーは人間ではないが、一度でもその力に触れた者にはその声が聞こえる、と答えた。そしてレインの方を見て、そこの娘にも聞こえているはず、と言った。レインは顔をしかめながら、カペラへ来てから「殺せ」という言葉がずっと聞こえる・・とつぶやいた。ヴェルクには誰を殺すことなのかわからなかったが、バルガスは、お前達以外に誰がいるのだ、と指摘した。そして、マザーは多くの魂を合成していくうちに、自らも意思を持つようになったのだという。マザーはこれからの未来の道しるべとなる存在だ、そのマザーからお前達を殺せとのご命令だ!とバルガスは叫んだ。
マザーの力により、ヒュートと化したバルガス。HPは40000で1~2回行動。属性耐性・弱点共になし。技は初回にのみ使うヘブンズロード、フレイザウド、凍てつく閃光(全体スタン)、シャドウブレイド(単体命中低下)。バルガスはまず、先制でヘブンズロードを使いHPを半減させてくる。その後毎ターン2400ずつ自然回復していき、32000に到達した時点で最終奥義エンドフレアを連発してくる。こうなると、敗北確定だ。
幸いにも防御力が低めで、ヒューマンキラーに弱いので、武器攻撃するキャラにはぜひつけたい。1人がメリカレインで常に回復役をつとめ、2~3人で攻撃していけばまず32000になることはない。10ターン後にヘブンズロードの効果が切れるので、そこまで頑張ればあとは気にせず戦える。バルガスは物理・魔法ともに強いが、全体攻撃の方が痛いので魔力を優先して下げておく。なおかつ炎・氷耐性の装備にすれば万全だ。終盤になると、単体ではあるが高威力のシャドウブレイドも使ってくる。回復役がやられないように、間合いで出来るだけ遠ざけておこう。レベル46で討伐。
ヴェルクたちに倒されたバルガスは、マザーの力を失い元の姿に戻る。マザーの力を惜しむバルガスに、そんな力を手に入れても結局マザーに操られているだけだ、とヴェルクが言葉をぶつける。バルガスは、まさかメルドーラ様の息子にそんな事は言われるとは・・不気味に微笑んだ。自分の素性をバルガスが知っている事に驚き、ヴェルクはなぜ知ってるんだ!と問う。バルガスは、メルドーラ様がマーレスにお前を預けた事くらいとうの昔から知っていた、だが私にとってはお前に何の価値もないから放っておいた、と答えた。
そして私がほしかったのは、マザーを破壊するためのその女の力だ、とシェナの方を指差した。ヴェルクが、力ってなんだ?と問うとシェナも続いて、私も知りたいので教えてください!とバルガスに頼んだ。バルガスは、あの薬を飲んだ者が、マザーを内部から破壊するための起爆スイッチになるのだ、と答えた。そしてシェナに、お前何か不自然に突出した能力はないか?と逆に尋ねる。シェナは、誰にも教えてもらってないのに料理が得意です、と答えた。バルガスは、それが薬の影響だ、何かの能力を引き出し代わりに何かを奪う、お前が奪われたものは足だ、と説明した。
次にリッキーが、マザーを欲しがるではなく破壊したいのはなぜだ?と質問する。バルガスは、マザーが滅べば力を得た自分が王になれるからだと答えたが、その夢も潰えてしまったと肩を落とす。最後にヴェルクが質問をする。お袋がシェナに薬を飲ませたことを一言も言ってないのに、お前はそれを知っていた、それはどういうことだ?と。バルガスは、簡単な事だ、その場に居たからだ、と答えた。何とメルドーラのそばにいた従者は、バルガスだったのだ。
そこまで話すと、バルガスが苦しみ始める。どうやらマザーに、破壊しようとした事が伝わってしまい、バルガスはマザーによって間もなく消されてしまうようだ。それを悟ったバルガスは、これをもっていけ・・!と震える声でカペラの石鍵をヴェルクに投げた。そして最後にバルガスは言い残す。これは全てマザーの罠だ、本土へヒュートを絶え間なく送り込む為には船では限界だと考えたマザーは、数ヶ月前に知ったウォルトたちの計画を逆手に取った・・お前達に地下の大扉を開けさせ、ヒュートが本土へ渡る道を作らせた・・だから早く本土を・・!次の瞬間断末魔と共に、バルガスは消滅してしまった。
兵器としてだけでなく、恐るべき知能を持っていることがわかったマザー。こちらの計画がすべて利用されている事に、戦慄を覚えるヴェルクたち。一刻も早くウォルトたちと合流するため、一行は謁見の間を飛び出していった。
次回は、諸悪の根源マザーに対峙。最終回になるかも。
つづく(`・c_,・´)